Microsoftの思い出

ふと思い出したので書いておきたい。
確か90年代後半のことだったと思うが、Microsoftのバルマー氏 ― 当時は確か副社長かなんか ― の発言でこんなのがあった。このころ、司法省との争いはさほど激化しておらず、Appleは死に体、Linuxはまだまだビジネス用としての評価を得てなくて、Googleなんか存在すらしていなかった。Microsoftが一番調子こいてた時代の発言だ。

「我々はソフトウェアのあらゆる分野で適切なシェアを得るつもりだ。適切なシェアとは、もちろん100%である」

正確な言葉遣いは忘れたが、こんな発言だった。すべてのアプリケーションはMicrosoft製にしてやるぜ、という大変に不遜なご託宣である。残念ながら、その後の歴史はバルマー氏の思惑とは少々違った方向に流れてしまったのは皆様ご案内のとおり。

しかし、当時私はバルマー氏の悪役丸出しな発言に惚れた。なんという大言壮語。なんとロックな副社長だろうか。破滅へのハイウェイまっしぐらではないか。私もこんぐらいの発言をしてみたいもんである、と本気で思ったものだ。

つまり何を言いたいかというと、私が分不相応な大口を叩いていたら、「ああ、バルマーごっこをしてるんだな」と思って大目に見ていただきたい。それだけだ。